【夏休みの宿題に】推しで自由研究をやる方法|絵の具・スライム・色あせ実験で試せる6テーマ

合同・全体

夏休みの自由研究、テーマが決まらない——という声をよく聞きます。

そこで提案です。推しのことなら、調べる手も作る手も止まりません。この記事では、EBiDAN系グループの「推しカラー」や「飾っているグッズ」をきっかけにした自由研究のテーマを6つ紹介します。

どれも予想を立てて、実際に作って、確かめるところまでできるテーマにしました。おうちの人といっしょにやると、もっと楽しくなります。

えびす
えびす

夏休みの自由研究な、推しをきっかけにすると進むで。

だいこく
だいこく

推しで? それ、学校に出しても大丈夫なの……?

えびす
えびす

大丈夫やで。「気になったことを予想して、作って、確かめる」——自由研究の形にちゃんと乗るからな。

まず、自由研究の「型」を知っておく

テーマが何であっても、自由研究の進み方は同じです。この6つの順番で書けば、そのまま研究になります。

  1. きっかけ … なぜ気になったのか
  2. 予想 … たぶんこうなる、と先に書いておく
  3. やり方 … 何をどう調べたか(あとの人が真似できるくらい細かく)
  4. 結果 … 起きたことをそのまま。表や写真で
  5. わかったこと … 予想と合っていたか、ちがったか
  6. これからやりたいこと … 次に調べたい疑問

大事なのは②の予想を先に書いておくことです。やってから「そうなると思っていた」と書くのではなく、先に書いておくと、当たっても外れても研究になります。

そして⑥のこれからやりたいこと。うまくいかなかったことや、新しく出てきた疑問を書けば、それだけで研究らしくまとまります。

記録は「あとから同じようにできる」ように残す

研究では再現性——ほかの人が同じようにやってみて、同じ結果になるか——が大切にされます。小学生の自由研究で本当に同じ結果になるかどうかまでは分かりませんが、少なくとも「どうやったのか」があとから分かるように記録を残しておくことが、研究の作法です。

たとえば、使った材料や道具は、メーカー名や品番までメモしておきましょう。「絵の具」ではなく「◯◯社の水彩絵の具 12色セット」、「洗濯のり」ではなく「◯◯社の洗濯のり(PVA)」、はかりや分度器も同じです。

同じ「赤」でもメーカーがちがえば色は少しちがいますし、洗濯のりも商品によって成分がちがいます。そこを書いておかないと、あとで自分がもう一度やるときですら同じようにできません。写真を撮っておくと、書き忘れても後から確認できます。

量も「少し」ではなく「小さじ1」「5ミリリットル」のように数で書きます。時間や場所(何時ごろ・どの部屋の窓ぎわか)も、思い出せる範囲でメモしておきましょう。

だいこく
だいこく

これ、ひとりでやるものなの?

えびす
えびす

おうちの人と一緒のほうが早いわ。あぶないところは任せられるし、写真も撮ってもらえるしな。

テーマの案 6つ

ここに挙げるのはあくまで案です。このまま選んでもいいですし、読んでいて思いついた別のことを調べてもかまいません。自分が「なぜだろう」と思ったことがいちばん良いテーマになります。

見出しには、実験にかかる目安の時間を書いておきました。残りの夏休みと相談して選んでください。

① 絵の具で推しカラーを作る(実験にかかる目安時間:1日)

パレットの上で赤と青の絵の具を混ぜている手元のイラスト

推しのメンバーカラー、絵の具で同じ色を作れるでしょうか。公式サイトに書いてある色の名前(青・ターコイズなど)を目標にして、混ぜて近づけていきます。

予想の例:紫は、赤と青を同じ量ずつ混ぜれば作れるはず。

用意するもの

  • 絵の具(赤・青・黄・白・黒があれば十分)
  • パレット、筆、画用紙
  • 小さじやスポイト(同じ量を量るため)
  • 目標の色の見本(色えんぴつで塗るか、印刷したもの)

やり方

  1. 公式サイトで推しカラーの名前を確かめ、目標の色の見本を作る
  2. 予想した割合で混ぜて、画用紙に塗る
  3. 目標の色と並べて見比べる
  4. 「赤を足す」「白を足す」と少しずつ変え、そのたびに割合を記録する
  5. いちばん近づいた色に丸をつける

記録のしかた(この形で表を作っておくと、あとでまとめるのが楽です)

混ぜた色と割合できた色目標との違い
1赤1:青1こい紫目標より暗い
2赤1:青1:白少しうすい紫近づいた
3

おうちの人といっしょに:「どっちが近いと思う?」と見比べてもらいましょう。自分では気づかない差に気づいてもらえます。

もっとやるなら:白を足すと明るくなるのに、なぜか色がくすみます。混ぜる回数が増えるほど色がにごるのはなぜでしょう。ターコイズやブラウンのような色は、何色から作ればよいでしょうか。

② 光で推しカラーを作る(実験にかかる目安時間:1日/①とセットがおすすめ)

赤・青・緑の光が重なって別の色ができているイラスト

絵の具では混ぜて作れました。ではではどうでしょうか。ライブでペンライトが光るのと同じ、光の色の作り方です。

予想の例:絵の具と同じで、赤と青の光を重ねれば紫になるはず。

用意するもの

  • 懐中電灯(スマホのライトでも可。2〜3個あるとよい)
  • 赤・青・緑のセロファン
  • 輪ゴム
  • 白い壁か画用紙

やり方

  1. 懐中電灯にセロファンを輪ゴムで留める
  2. 部屋を暗くして、白い壁に光を当てる
  3. 2つの光を重ねて、できた色を記録する
  4. 赤+緑、赤+青、青+緑、3色すべて、と順に試す
  5. ①の絵の具のときの色と見比べる

記録のしかた(この形で表を作っておくと、あとでまとめるのが楽です)

重ねた光できた色絵の具のときの色
赤+青
赤+緑
青+緑
赤+青+緑

おうちの人といっしょに:部屋を暗くする係と、ライトを持つ係をお願いしましょう。ライトは人の目に向けないこと。

もっとやるなら:赤と緑の光を重ねると黄色になります。絵の具では絶対にそうなりません。絵の具は混ぜるほど暗く、光は混ぜるほど明るくなる——この違いはなぜでしょう。テレビやスマホの画面を虫めがねでのぞくと、何色の点が見えるかも調べてみてください。

③ 紫キャベツの汁で推しカラーは作れるか(実験にかかる目安時間:半日)

紫キャベツの汁が入った5つのコップの色が順に変わっているイラスト

紫キャベツを煮た汁は、混ぜるものによって色が変わります。台所にあるものだけで、推しカラーを作れるでしょうか。

予想の例:レモン汁を入れると赤っぽく、重曹を入れると青っぽくなるはず。

用意するもの

  • 紫キャベツの葉 2〜3枚、なべ、水
  • 透明なコップ 5個くらい
  • レモン汁、重曹
  • スポイトか小さじ

やり方

  1. 【大人にお願い】紫キャベツを刻んで煮出し、紫色の汁を作って冷ます
  2. コップに同じ量ずつ分ける
  3. 1つはそのまま。ほかはレモン汁を1滴ずつ、重曹を耳かき1杯ずつ加えていく
  4. 色が変わるたびに写真を撮る
  5. 推しカラーに近い色ができたか確かめる

記録のしかた(この形で表を作っておくと、あとでまとめるのが楽です)

入れたものできた色推しカラーに近いか
なしむらさき
レモン汁1滴赤むらさき
重曹耳かき1杯

おうちの人といっしょに:煮る作業は大人が担当してください。冷める間に、コップやスポイトの準備をしておくとスムーズです。

もっとやるなら:実はオレンジや茶色は作れません。「作れない色がある」と分かったことも、立派な結果です。なぜ作れないのでしょうか。ほかの材料(ブルーベリー、紅しょうがの汁など)ではどうでしょう。

※紫キャベツを使った実験そのものは、昔からある定番の自由研究です。煮出す分量やうまくいくコツなどのくわしい手順は、自由研究の専門サイトがていねいに解説してくれています。この記事では「推しカラーを作れるか」という切り口だけを紹介しているので、作り方の細かいところはそちらもあわせて見てみてください。

④ 推しカラーのスライム・スーパーボールを作る(実験にかかる目安時間:半日)

水色のスライムを持ち上げている手元のイラスト

推しカラーのスライムを作ります。ただ作るだけではなく、材料の割合を変えて固さがどう変わるかを調べると研究になります。

予想の例:洗濯のりを多くすると、かたいスライムになるはず。

用意するもの

  • 洗濯のり(PVAと書かれたもの)
  • 水、ホウ砂、紙コップ、割りばし
  • 絵の具か食用色素(推しカラー用)

やり方

  1. 【大人にお願い】ホウ砂をお湯に溶かして「ホウ砂水」を作る
  2. 紙コップに洗濯のりと水を入れ、絵の具を混ぜて推しカラーにする
  3. ホウ砂水を少しずつ加えながら、割りばしで混ぜる
  4. 洗濯のりと水の割合を変えて、2〜3種類つくる
  5. かたさ・のび方・弾み方を比べる

記録のしかた(この形で表を作っておくと、あとでまとめるのが楽です)

洗濯のり:水ホウ砂水の量かたさのび方
1:1小さじ1やわらかいよくのびる
2:1小さじ1
1:2小さじ1

おうちの人といっしょに:ホウ砂を扱うのは必ず大人が。作っている間はそばにいてもらってください。

もっとやるなら:よく弾むスーパーボールにするには、何を変えればよいでしょうか。色を混ぜるとにごるのは、①の絵の具と同じ理由でしょうか。

※スライムやスーパーボール作りも定番の自由研究です。分量の目安や失敗しないコツは、自由研究の専門サイトがくわしく解説してくれています。この記事では「推しカラーにする」「材料の割合を変えて固さを比べる」という切り口だけを紹介しているので、作り方そのものはそちらもあわせて見てみてください。

⑤ 飾っているグッズを日焼けから守るには(実験にかかる目安時間:2週間)

窓ぎわの色紙の、日に当たった側だけ色が褪せているイラスト

窓ぎわに飾っていたポスターやカードの色が、いつのまにか薄くなっていた——という経験はありませんか。どうすれば防げるのかを確かめます。

予想の例:日の当たるところに置くと色が薄くなるはず。こい色ほど変化が目立つのでは。

用意するもの

  • 自分で塗った色紙(推しカラーをふくめて数色。本物のグッズは使いません
  • 同じものを2枚ずつ
  • アルミホイル、厚紙、テープ
  • 窓ぎわの置き場所

やり方

  1. 同じ色紙を2枚ずつ作る
  2. 1枚は窓ぎわに、もう1枚は引き出しの中にしまう
  3. 窓ぎわの1枚は、半分だけアルミホイルで覆う
  4. 2週間そのままにして、3日ごとに写真を撮る
  5. 最後に「覆っていた側」「覆っていない側」「引き出しの中」の3つを並べて比べる

記録のしかた(この形で表を作っておくと、あとでまとめるのが楽です)

日にち見た目の変化写真
1日目変化なし
4日目
14日目

おうちの人といっしょに:2週間かかるので、写真を撮る記録係をお願いしましょう。カレンダーに撮影日の印をつけておくと忘れません。

もっとやるなら:どの色がいちばん褪せやすかったでしょうか。ラップやクリアファイルで覆うと防げるでしょうか。大切なグッズをどう飾ればよいか、自分なりの結論を書ければ最高の研究になります。

⑥ アクスタが倒れにくい台座の形をさがす(実験にかかる目安時間:1日)

斜めの板の上で、幅のせまい台座の板が倒れているイラスト

飾っていたアクリルスタンドが、ドアを閉めた風で倒れてしまう。倒れにくい台座は作れるでしょうか。

予想の例:土台が広いほど倒れにくいはず。

用意するもの

  • 厚紙、はさみ、テープ
  • 下じきなど、かたむけられる板
  • 分度器
  • アクスタの代わりの厚紙(本物は使いません。同じくらいの大きさに切る)

やり方

  1. 形のちがう台座を3〜4種類作る(細い長方形/はば広/三角/円 など)
  2. 板の上に立てる
  3. 板をゆっくりかたむけ、倒れたときの角度を分度器で測る
  4. 1つの形につき3回ずつ測って、平均を出す

記録のしかた(この形で表を作っておくと、あとでまとめるのが楽です)

台座の形1回目2回目3回目平均
細い長方形12度
はば広
三角

おうちの人といっしょに:板を支える人と角度を読む人がいると、ぐっと正確になります。2人でやったほうがよい実験です。

もっとやるなら:台座に1円玉を貼って重くすると、どう変わるでしょうか。地震のときにも倒れない飾り方を考えられれば、実際に役立ちます。

だいこく
だいこく

予想が外れちゃったら、どうすればいいの?

えびす
えびす

外れたときのほうが、ええ研究になるねん。「なんで外れたんか」を考えて書けばええんやから。

まとめ方のテンプレート

模造紙でもレポートでも、この順番で書けば形になります。

順番見出し書くこと
1だい名調べたことがひと言でわかる名前
2このテーマにした理由なぜ気になったのか
3予想やる前に立てた予想(ここが大事)
4用意したもの・やり方あとの人が真似できるくらい細かく
5結果起きたことをそのまま。表と写真で
6わかったこと予想と合っていたか、ちがったか
7これからやりたいこと次に調べたい疑問

写真が撮れなかったところは、絵でもかまいません。むしろ自分で描いた絵のほうが、見た人の印象に残ります。

そして「予想とちがった」ことこそ大きく書きましょう。思ったとおりにならなかった理由を考えたところが、いちばん読みごたえのある部分になります。

※これはあくまで一般的な型です。学校から用紙や書き方の要項が配られている場合は、必ずそちらに従ってください。項目の名前や順番、書く量が決められていることがあります。

やるときの約束

  1. コンロでの加熱・刃物・ホウ砂をあつかうところは、必ず大人にやってもらう。スライムは口に入れない、傷のある手でさわらない、遊んだあとは手を洗う。材料は小さい子の手が届かないところにしまう
  2. 実験に本物のグッズを使わない。色紙や厚紙で代わりのものを作ってから試す
  3. 公式の写真やロゴは使わない。自分で描いた絵と、自分で作った表を使う
  4. 作ったものを会場に持っていかない。EBiDANでは公式で決められたもの以外の持ち込みができません。自由研究はおうちの中で完結させましょう
  5. 色や名前は公式サイトで確かめて、どこで調べたかを書く。まとめサイトの数字をそのまま写さないのが、研究の作法です
  6. うまくいかなかったことも書く。失敗ではなく結果です

推しカラーや公式サイトを調べるときは、公式リンク集からどうぞ。

保護者の方へ — 手伝うというより、一緒に楽しめます

このテーマ、大人がやっても普通に面白いのが正直なところです。絵の具を混ぜて目標の色に近づける作業は、並んでやって見比べると盛り上がります。

大人の役割は、教えることではなく、あぶない工程を引き受ける係と、記録係です。今回のテーマで大人にお願いしたいのは、紫キャベツを煮るところ(③)とホウ砂をあつかうところ(④)くらい。あとは見ているだけで大丈夫です。答えを出すのは子どもに任せてください。「どっちが近いと思う?」と聞かれたときに感想を言う、それくらいがちょうどよい距離感です。

それから、これは副産物ですが——子どもが推しの話をしてくれる時間になります。「なぜその色が好きなのか」「そのメンバーのどこがいいのか」は、普段なかなか聞けません。色を混ぜながらだと、不思議と話してくれます。

身につくのは「予想を立てる → 確かめる → 考える」という型です。対象がアイドルであっても、昆虫や天気の研究と手順は変わりません。うまくいかなくても心配はいりません。「思ったとおりにならなかった」は、自由研究ではむしろ良い結果です。

まとめ

親子でテーブルに向かって自由研究に取り組んでいるイラスト
おうちの人といっしょにやると、記録係を頼めるので進みが早くなります。
  • 自由研究の型は「きっかけ → 予想 → やり方 → 結果 → わかったこと → これからやりたいこと」
  • かかる時間は見出しに書いてある。残りの日数に合わせて選べる
  • 予想はやる前に書いておく。外れたときのほうが良い研究になる
  • 加熱・刃物・ホウ砂をあつかうところは大人に任せる。本物のグッズは実験に使わない

そして、いちばん大事なことを最後に。やっていて楽しいかどうかが、いちばん大事です。楽しくないテーマは途中で手が止まりますし、まとめる段になって書くことが出てきません。逆に、面白がってやったことは、書きたいことがあふれて紙が足りなくなります。

この記事の6つは、あくまできっかけです。読んでいるうちに「これ、どうなるんだろう」と気になったことが浮かんだなら、ぜひそちらに挑戦してみてください。人からもらったテーマより、自分で見つけた疑問のほうが、ずっと面白い研究になります。

だいこく
だいこく

これなら、推しのこと考えてるうちに宿題が終わりそう。

えびす
えびす

終わったら、来年は同じテーマをもう一歩ふかくやってみたらええよ。去年の結果と比べる——それも立派な研究やで。

※この記事で紹介した色や名前は、各グループの公式サイトなどで公開されている情報です。取り組むときは必ず自分で最新の情報を確かめてください。

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